ペーパーレス化と印紙税
印紙税は、経済的取引などに関連して作成される文書に課税される税金です。ここで言う文書とは「紙」を指します。
近年、IT化が進み、文書作成にパソコンを用いることが一般的となってきました。紙でやり取りしていたものが、パソコンの画面上でのやり取りに変わってきました。そこで出てきたのが「パソコンの画面に表われる契約書に、どうやって印紙をはったらよいのか」という問題です。
議論の末、パソコン等で作成した文書ファイルは、あくまで電磁的記録であり、「紙」ではないことから、印紙税の対象から外れるこになりました。(それを紙として出力すると対象となりえます)
ペーパーレス化が進むことにより、印紙税の課税機会は減る傾向にあると言えます。実際に、これまで印紙税が必要だったものが不要になった、というケースもあります。株式会社設立時の電子定款が正にそれです。
印紙税については、今も、経済取引の変化等に対応して必要な見直しを行っていくべきではないかという議論がなされています。